こんにちは。三嶋です。
少し前の記事になりますが、日経新聞2024年4月3日号(朝刊)に、「働きがい・働きやすさ」の両立を特集する記事が掲載されていました。
近年、日本企業の残業は減少し、働きやすさは高まっていますが、どのように考えれば良いでしょうか。
1000分の一個の引き出し 「働きがい・働きやすさについて考える」
ホワイト企業とモーレツ企業
昭和の時代は「頑張れば豊かになれる」(モーレツ企業)という発想でした。
しかし、平成の時代に変化し「働きやすさ」を尊重するホワイト企業に脚光が当たるようになりました。
その副作用か否か、企業と社員の関係は淡白になってきた気がします。
何かあると「パワハラ」と言われたり、ネットに自社の悪口を書かれることもあり、心を痛めている経営者の方は多いと存じます。
モーレツ企業とホワイト企業の特徴を下記に示します。
御社では下記に当てはまることはおありでしょうか。
◆モーレツ企業
1.働きがいを重視
2.社内に勢いと高揚感がある
3.残業時間が長く、離職者も多い
◆ホワイト企業
1.ワーク・ライフ・バランスを重視
2.働きやすい職場環境
3.キャリアアップを目指すには物足りない
目指そう プラチナ企業
令和の現在では、「働きがい」と「働きやすさ」を両立した「プラチナ企業」への進化が求められています。
◆プラチナ企業
1.老若男女が生き生きと働ける
2.会社と社員の目指す方向が一致している
3.働く場所や時間を問わない柔軟な労働環境が整備されている
仕事のモチベーション向上を重視するモーレツ企業と、安心して快適に働けるホワイト企業。
どちらも「豊かになる」ということに変わりはないかもしれませんが、
プラチナ企業の売上高伸び率は、ホワイトとモーレツを抑えて最強、というデータが出ています。
なお、日経新聞では、プラチナ企業1位は「サイボウズ」でした。
どちらかの要素に偏っていないか、どんなことが自社で取り組めそうか、を考える良いきっかけになればと思い、今回のテーマにあげました。
限られた人財で競争力を上げられる企業になっていきましょう。
社会保険労務士・三嶋からの提案
弊所では経営理念を
【「働きがい」と「誇り」のある職場を共創する】としています。
働きやすさは割と取り組みやすいと存じますが、働きがいを創出するのは難しさを感じます。
弊所のような外部企業を利用して、御社にプラチナ企業の要素を創り出すことに取り組まれてはいかがでしょうか。
初回60分無料相談を行っています。ぜひ社会保険労務士事務所Bloomにご相談ください。
参考文献 日本経済新聞2024年4月3日 朝刊